「シカゴ育ち」 スチュアート・ダイベック

七つの短篇と七つの掌篇が織りなす美しく力強い小説世界。シカゴに生まれ育ったダイベックは、ユーモアと愛惜をこめてこの古い湖岸の街の人間模様を描き出す。
大それた結末なんてありやしないけど心に舞い降りる。シカゴを舞台とした長編かと思っていたら 短編集だった。思わぬ当たり、サクサクっと読めるし 面白い。各編のタイトルにも惹かれたのだった。その切り抜かれた一瞬が不思議と魅力的。わりと良い買い物をしたなー、と思いました。


どうでもいいことですが、高校受験時のアメリカ大陸の各地農業の暗記の仕方を思い出しました。
アメフト楽園地、はっ。= あ・め・ふ・と・らく・えん・ち・は。
亜熱帯作物、綿、冬小麦、とうもろこし、酪農、園芸農業、地中海式農業、春小麦。
本当、どうでもいいなこりゃ。