13 LOVE 30 [DVD]

13 LOVE 30 [DVD]

13歳の女の子がいきなり30歳になってしまったら、という話。しわとあごが気になるジェニファー・ガーナーはさておき(魅力的じゃないよ…)、マーク・ラファロの魅力は遺憾なく発揮されてる。粗筋もいいし、いいな、と思うシーンも数箇所ある。ただラストはちょっとヒドイものがある。ラファロもフィアンセとの未来を選んでいるのに(フィアンセもいい子だ)、それを無理矢理自分の都合のいい未来に変えてしまうのは、ちょっと眉間に皺が寄ってしまった。これはきっとハッピーエンドでなくて、バッドエンド。

ロスト・キッズ [DVD]

ロスト・キッズ [DVD]

ちっちゃいBOW WOW主演作。今もちっちゃいけど。バウワウはオマリオン君とフューチャリングしてから気になっていたんだけど、最近キッズ・ラッパーリル・ロメオ(マスター・Pの息子)のまんまジャクソン5「I Want You Back」な「My Baby」を聴いていて、思い出すように借りてきてみた。といっても、目を奪われるのはジョナサン・リップニッキー君だけども。相変わらずかわいい!ジョーダンの靴をはいた孤児のバウワウがNBAで大活躍!ってな話なので、NBAスター選手が多々出演。やっぱりアイバーソンは華があるなあ。

ビハインド・ザ・サン [DVD]

ビハインド・ザ・サン [DVD]


1910年のブラジル。プレヴィス家の長男がフェレイラ家の人間に殺された。プレヴィスの次男トーニョはフェレイラの家長に復讐をし、フェレイラ家からの復讐は逃れられない運命にあった。そんなときトーニョは弟のパクーと見たサーカスで、火吹き女のクララに心ひかれる。クララもトーニョに心奪われるが、復讐のときが近づいていた…。
血で血を洗う殺し合いを続けるふたつの家、そうせざるをえない時代が哀しく、犠牲になっていく人間たちが哀れでならない。まるで儀式のように殺し合い、その理不尽な運命を受け入れる家族の歴史に一石を投じるのは幼い三男。彼の行動が哀しい歴史に終止符を打つのか…。
地の権利を巡って熾烈な争いを続けてきたふたつの家族の宿命と、不幸の連鎖を絶ち新しい道を切り開こうとする若い兄弟の葛藤を描く。
モーターサイクルダイアリーズ」のウォルター・サレス監督作品。非常に良かった。久々に第3者におすすめしたいと思った映画。主演のロドリゴ・サントロも素晴らしい。ガエルみたくなる予感。弟役の少年が泣かせるんですけどね。家族の風景とか町の風景とか、モーターサイクル−−の工場に出稼ぎに行く夫婦みたいに、現実を浮かび上がらせ、深いです。その風景を見てるだけで、淡々と気付けばえぐられるような。オープニングとエンディングの繋がりにも泣きそうになりましたねぇ。ジャケットも惹かれる感じでいいですね。

ふと、「ぼくは怖くない」を思い出す。通じるものがあるような。ラストは明るくないけれど、哀しみはここで終わってほしい、と光を見出したい。