bjリーグ、プレイオフ・ファイナル。大阪エヴェッサ2連覇おめでとうございました。昨日に引き続き燃え尽きて灰色、試合後は立つんだジョー状態。ジョーになってたので歓喜に湧くエヴェッサの姿は目にあまり映っていない。高松は準優勝。試合が終わってもまだ終わってないような。何か忘れ物を、してる感覚。負けたのか、む、悔しいというか落ち込んだ。応援して間もない筈だけど思う以上に高松ファイブアローズにのめり込んでたみたいだ。アローズブルーは元々好みバッチシな色。ブースターでKAZレプリカユニを着ている方が居て、いいなー 欲しいなー としみじみ。悲しいのにこの感想は変だけれど、熱狂のゲーム展開とこんなにも応援できた事、楽しかったです。精魂込めた応援って疲れると共に楽しいのだ、とっても。乗り出して応援し過ぎて転げ落ちるかと思った。昨日は近い位置で観て奮発SS席。今日は高めの位置から、bjは近い方で観るのも楽しいかも。


大阪エヴェッサ ○ 94‐78 ● 高松ファイブアローズ
1Q、待ってました高松ファイブアローズ#10中川和之選手が魅せる。3P決めたまさに直後ゴール下でスティール、即シュート、ファウル誘いフリースロー奪取。何が起きたのかと思った。大阪は3Pライン遥か後方から沈めてくる。#12デイビッド・パルマー選手がジグザグとペイントエリアで高松を翻弄、#4ジュリアス・アシュビー選手思わずファウル。大阪のステップインやドライブインにずっと巧く翻弄されてる気がする。中川和選手がドライブかな、っと見せ掛けゴール下に射抜く様なキラーパス。ブースターも、おおおおお。自分もここ数試合で1番あがりました。そして自らの3P。直後にまた連続3P。和選手が、す・げ・い!しかし、大阪も負けじと3P。高松、リバウンドもとれてるしいいんだけど、大阪強しー。こんなに強いんですね。ディフェンディングチャンピオン・レギュラーシーズン1位の存在感を遺憾なく発揮。高松はシュートフェイクに引っ掛かりすぎかな。抜かれる。大阪は落ち着いていて高松は気合いが前のめりな様な。
速い展開に初っ端から心臓奪われる。トランジションゲームで目はぐるぐるながら、エヴェッサ昨日のゲームと貫禄が違う。王者は大舞台にこそ映えるんだろうか。
2Q。中川和之選手といえばの抜群のボールキープ力と同じで、安心して見ていられるディフェンス。この序盤でも、容易には抜かさせない、ピックかけられても追いすがる、マーク外されそうで外さないKAZディフェンスは惚れ惚れするぐらいいーんだけど。大阪は更に上行く、ディフェンスきついし攻撃は縦横無尽。フェイクに引っ掛かりシュート打たせ過ぎ、フリーで打たせスパスパ決められ点差が。互いの3Pシュートの応酬が凄い。高松#8ラシード・スパークス選手の3P、大阪#44リン・ワシントン選手の3P、またしてもスパークスの3P。中川和選手もフリーの状態からライン確認して放つがリング弾き。直後に同じ状況を演出、ワイドオープンからの3P今度は決める!7点差。ゴール下のピンチも高松#13アイザック・ソジャナー選手のブロックで回避が、ターンオーバー。大阪#33マット・ロティック選手のスピードのある突破。高松だって対抗、パスを受けた#2レジー・ウォーレン選手がベースラインからワンハンドダンク。しかし来るのだ大阪・パルマー選手の3P。もうイヤ、っていう。高確率の3Pで2Qにして50の大台に乗せる。けど高松は決して悪かない。スクリーンなんてなんのその、ものともせず厳しくなる高松のディフェンスに、ウォーレンの連続の3Pで6点ビハインド。

3Q。また開始直後に中川和選手の3P。もうあの人指名買い。ぐー、高松、ディフェンスリバウンド取れずファウルも犯し攻撃権が奪えない。しかし和選手がまた来た3P。ここって時に入れてくれる本日、きてますきてます。空中で持ち替えてのティアドロップシュート?もカッコイイっす。外れたけども関係ないっす、ボールもきっと本望です、なに目線だろう。外れても高松はパスを回し決める。正念場だ。ここで離されてはいけない。あとはディフェンスだリバウンドだ、ファウルも押さえて、既に5ファウル。残り20秒で5点差大阪の攻撃、守り切りたい高松。ロティックvs中川和の1on1かよ、ってパスをさばき、シュートを沈められてしまう。

4Q。これが最後のピリオド。ガンガン攻めて点差をひっくり返さねば。パスカットから高松・ウォーレン選手がシュートに持ってく。ファウルの笛が鳴り、放ったシュートは・・・・・入る、バースーカーン!ウォーレン、アイ・ラブ・ユー!叫び出しそうでした、が、与えられた1スロー外したので撤回。しかしこれで3点差。束の間の喜び、また来る勘弁して欲しいロティックの3P。リバウンドは死守するが代わりにシュートが外れ出す。そのシュートセレクションは厳しいって場面も。わっ、大阪#10波多野和也選手vs中川和之選手の専修最強チームメイト対決。和選手がファウルで4ファウルとなりベンチへ。75‐67。2スロー入れられ10点差に遠くを見つめる。大阪・パルマー選手のどこから打つんだという3P&ダンクに肩に重みも。そこでほんとに『諦めたらそこで試合終了ですよ』と安西先生の言葉がよぎる。残り2分切りファウルゲーム。凄いのだ。高松が、ウォーレン・スパークス・岡田、連続3Pを決めた。この局面にきて、どんだけ集中力が高まるんだ、ってしびれた。けど王者・大阪、フリースローは取りこぼさない。無情にも点差が出て、タイムはすぐそこ、そしてゲームセット。冒頭の文章へ。



帰ってきたサムライは頼もしさが増していた。神懸かってるのかと思った。てか、神かと思った(笑)。そんな中川和之選手のプレーをまた見れたのがとても嬉しいし、バスケットボールの楽しさを体感させてくれた高松FAに多謝、お疲れさまでした。