第83回 関東大学バスケットボールリーグ戦 1部リーグ 最終日です。


□法政大学×専修大学
上昇気流に乗っている法政が有利かと思えば、専修が勝つ。PG#22鈴木正晃選手がこれでもかって程1on1で挑む=ボール持ち過ぎ?な絵に、えっ?と思うも、追いやられる場面もありながら決める時は決める。速いのか撹乱気味なのかちょっと不思議な動き。途中で出場したのかな?#55横村府幸選手がここって時に沈めるシュート。#10飯田貴大選手がいいです。ちょっとファンだな。
法政 ● 64‐76 ○ 専修


早稲田大学×日本体育大学
早稲田が#7近森裕佳選手のフックシュートで先制。日体#27眞庭城聖選手が直後に決め返す。#15宮村徹選手も早稲田のマンツーマンを掻い潜りゴール下から決める。#3八坂啓太選手崩れた姿勢からリバウンド、崩れた姿勢からアウトサイドへパスとナイスプレイ。#15宮村選手が取ったリバウンドからフロントコートへ、ゴール下でパスを受け捩じ込む。流れるような攻撃で、4‐12。早稲田たまらずタイムアウト。日体のオフェンスはいい感じで中にパスが通り、ペイント内からの得点を挙げ、リバウンドも頑張るので点数が伸びる。早稲田の得点も伸び悩んでるので日体のマンツーマンもいいのかな。早稲田は、近森選手のみが得点源。彼の終了間際のドライブからのバスカンは圧巻です。1Qは、11‐19。

2Q。日体エース#27眞庭選手のシュートが入らない。レイアップまで落ちる。今日は本当にロング〜ミドルレンジが調子悪かったですよね。早稲田もゴールを奪えず、2分間は得点が止まったまま。日体#15宮村選手のシュートで打破。日体のターンオーバーから早稲田の速攻、#23井手勇次選手がレイアップ。15‐23。そしてまたしても両者足踏み状態。日体は#11冨江圭祐選手と#45佐藤充宏選手にメンバーチェンジ。早稲田#23井手がスティールからワンマン速攻、鮮やか。凄いな、今日は3Pも目立っていたし、近森選手の存在感はやっぱり桁外れだけれど、井手選手の印象も強い。敵目線で見れば、キーー。と小賢しい。日体はゴール下頼もしい、#15宮村選手が得点を挙げる、19‐30。ただファウルがかさむ。そして眞庭選手のシュートのリリースが速い、速過ぎる。早稲田#21金井賢治選手が3P。波はやや早稲田寄りか、24‐33。依然日体リード。

3Q〜4Q。早稲田#7近森選手のゴリ押しシュートと#23井手選手の3Pで4点差に。日体#27眞庭選手はアウトサイドから入らず中からの得点。そしてファストブレイク、眞庭から八坂へ、シュートは沈め、33‐43。日体、前半は中に通ったボールが中々入らなくなり、手詰まり。代わって早稲田がアウトサイド〜ミドルから入れてくる。#3井手選手の3Pで同点とされ、46‐46。あぁ!危ない!というこの局面で、八坂・田中・佐藤の怒濤の連続3P。うおぉぉ!上がる。結局3Pでいちかばちか、そういうとこ好き(告白)。そしてこの機を逃すなとディフェンスでもここぞとばかりにプレスをかける。とにかく死守、という気迫は伝わるもバスカンを決められ、42‐55。日体#34田中選手がミドルから沈めれば、早稲田#21金井選手が得点。激しいプレッシャーを受け早稲田ボールに。しかしターンオーバーから日体#3八坂選手が独走でレイアップを沈める。3Pを打たんとする早稲田#3井手選手にファウルを与えフリースローは1/3。51‐59。1分切ってからは安心して観ていられる運びに。57‐66 で終了。結局1度もリードは許さず。
早稲田 ● 57‐66 ○ 日体


入れ替えがかかっていたのでこの時ばかりは首の痛さを忘れる程集中。兎に角連勝良かった、強かった。執念、気迫が感じられてよかったですー ほっ。今日はいつもと違って頼もしく見え幾分か安心を持って観え、後半はちょっとハラハラしたけど。まあ、そういうハラハラ感を与えてくれるとこも応援したくなる一因だったりして。笑、、えないってば!


東海大学×慶應義塾大学
1Q、印象に残るのは慶應#21酒井祐典選手。#16二ノ宮康平選手からの射るようなパスを受けシュート。ゴール下からのシュートを外しても自ら取り捩じ込む。東海は何といっても#24古川考敏選手。どこをどうとっても大エース。アウトからポカスカ決めて来るシュートが憎い。慶應#16二ノ宮選手がロングパスを受けてから、ブザービーター。 東海は、スターターが全く持って新鮮な顔触れに???、思わず疑問符が浮かぶ。怪我?と思いきや、嶋田選手や姚選手は途中に出場。
2Q。慶應#17小林大祐選手の奮闘。そして#16二ノ宮選手の長距離砲が火を吹く。ぶぉっ。東海と一進一退。といってもリードは守っていますが。東海#17前村雄大選手がスティールから中央突破、フロントコート一直線。この選手が凄い。終了間際にも決めて来ます。

3Qは大量の羊さんが押し寄せて来て、、眠りはしないけど朧げ。

4Q、最後はドラマが待っていた。東海#24古川、慶應#17小林、東海#1石谷、の交互に連続3P。どっちに転ぶか分からない展開に。しかしファウルゲームも慶應・二ノ宮選手が落ち着いてフリースローを沈めて慶應の勝利。入れ替え戦は決定していますが、とにかくこの勝利が嬉しいし、そしてこれが次に繋がる勝利となれば。
東海 ● 85‐88 ○ 慶應


日本大学×青山学院大学
最終試合は青学が優勝を前日に決めたということもあり、青学が大差のリードで試合を進めている展開だし、青学派かな と思えば気付くと日大を応援してる自分も居たりなんかして、首の疲労も痛みもピークだし、がっつりというよりサラリと観ていて。記録にも残してないけど、唯一残してた1文がこれ。


「梅田 ちょこまか」 (笑)


という訳で今季初青学#7梅田稔人選手の姿をコート上にて拝む。ちょこまかというと変な響きだけど、俊敏さは健在。その梅田選手が最後にブザービーターも決めて、青学圧勝。20点差になったり10点差になったり。やっぱり日大#18篠山竜青選手は凄いと思う。今回も#23上江田勇樹選手のダンクが炸裂。
日大 ● 69‐83 ○ 青学


-- 最終結
第1位 青山学院大学
第2位 日本大学
第3位 東海大学
第4位 専修大学
第5位 日本体育大学
第6位 法政大学
第7位 早稲田大学
第8位 慶應義塾大学


MVPは、青学#15広瀬健太選手。敢闘賞は、日大#4齋藤崇人選手。MIPは、法政#13深尾晃生選手。優秀選手賞は、青学から#1熊谷宜之選手・#8荒尾岳選手・#10小林高晃選手、日大#23上江田勇樹選手、東海#33西村文男選手。得点王・早稲田#7近森裕佳選手。3P王・日体大#27眞庭城聖選手。アシスト王・日体大#20田中健介選手。リバウンド王・日大#11中村将大選手。
個人的にアシスト王といえばもはやイコール田中選手。PGは自らガンガン行って大量得点を挙げるタイプより、ゲームメークに重きを置く・コントロールに長けた司令塔のが好みだったりして。限らず、点取り屋よりも周りをよく見てるというか周りを生かすのが上手いプレイヤーが観ていて1番楽しいですね。


今年のリーグ戦は本当に読めませんでした。って、読んでないけどね。
今後も一戦一戦応援するのみ、インカレもすぐそこです。の前に入れ替え戦での慶應の勝利を祈って。