関東大学リーグ戦。今年は2部から観てくる。そらもう慶應居ますから。明大が近いからとかけして違いますから。

明治と白鴎をチラッと観て、本腰入れて慶應×順天堂。

前日の大差の結果からは意外に序盤均衡は崩れず、動き出しは両者なく。2Qに試合は動く。連続の3Pから流れは一気に順天堂へ。外角だけでなくインサイド切り裂くような#4綿貫史宏選手のカットイン。守っては順天堂2人がゴール下で気迫のリバウンド。慶應#7岩下達郎選手は、ゴール下圧倒的な存在感でいい筈だが押され気味となる。実質1対2はきついか。スクリーンをかけても、幅はないのでプレッシャーがきついわけでもないのか、順天堂#10山本修二選手マッチアップの岩下選手をポストで背負ってもあっさり反転して抜いていく。このゴール下のプレーは何度も決められる。いい活躍です。焦りの見える慶應をあっさり躱していく順天堂の小気味よさ。前半終了間際も鬼プレスで何度もボールを奪う。10点差まで広げる。気持ちで勝る順天堂の雰囲気が非常にいいです。

後半は運動量が落ちてきて、自力に勝る慶應が伸び出す。順天堂、集中力を欠いて攻め込まれ、慶應のボールもま回り出し、翻弄。フリーの場面つくり過ぎ。フリーなら落とさない3P、慶應#10小林大祐選手の活躍もあり、一気に波を手繰り寄せる。終わってみれば109-80の慶應の圧勝。順天堂が前半のバスケを後半も見せてくれれば面白かった。ってなんだこれ、すっかり順天堂の応援気味でした。


国士舘×早稲田。あの、柔らかなシュートタッチと、柔らかな名前と(馬隆=まろん)、柔らかそうな体で、体育館に集まった人々を虜にした馬選手を久々に観ました。いいっす。顔もプレイも癒し系なんてセンタープレイヤーは稀有っす。ぐいぐいパワープレーも見せてくれちゃうし、意外と(>失礼)器用なんですよね。変わって早稲田、井手勇次選手は相変わらずのキレの良さ。アサヒスーパードライ並。万能包丁並。俺に触ると火傷するぜぐらいな尖り具合。実際、速い、というより動き一つ一つのキレが抜群にいい気がします。なんとなく。てきとーですね、オイ。早稲田は司令塔の選手もキレキレで目を見張る。上背がないG、自分からガンガン仕掛けてくGってあまり興味を引かれないのだけど、彼は観ていて面白かったです。前半で観戦終了。今日の体育館はまあまあの暑さだったぜ。ストップスライム化。