レッドクリフ@TOHOシネマズ府中

導入部分の、登場人物とその勢力図は、未知の人には親切とは思うが日本語なので興が削がれる。関羽張飛献帝がイメージ通り、印象は万国共通なのか。ストーリーを既知だと楽しめるかと不安だったがそれだけでワクワク。三国志演義でも魅力的な関羽張飛趙雲がかっけえ。主演組より輝いてますね。強くて素敵過ぎて悶絶。どれぐらい強いかというと、スティーブン・セガールくらい無敵。特に張飛がオススメです。まさに豪傑。正史ではなく演義なので、勿論いい者は劉備で、悪者が曹操劉備が泣けるぐらいいい奴なのだ。諸葛孔明トニー・レオンで見たかった気するが…。歴史物には浮く現代的なフェイスの金城武ヴィッキー・チャオトニー・レオン好きで鳴らした(?)MEですが、本作の一番の目当てはヴィッキーです。相変わらずSO CUTEで腰砕けのメロリンQ。自分が曹操だったら無条件降伏です。日本で言う巴御前みたいな?男勝りな姫役がピッタシ。失笑と期待を裏切らず白い鳩飛ばすジョン・ウーは最近良い話も聞かず得意な監督ではなくて。今作も演出的にどうなのかー、このカメラワークは一体ー、と偉そうにも思ったけど全体的には楽しかったです。史劇って基本的に人が沢山死んで、その死に方もブスブスザクザク惨いのでストールぐるぐる防備なんだけど(見ないように)、今回は戦闘シーンが楽しめたなあ、と劉備の義兄弟達のおかげ。槍がいい。出た!八卦の陣。これは一例に過ぎないし有名な策だけど、戦略軍略って とても面白い。第二次軍師ブームが来そうだ。レッドクリフなのに、赤壁まで来ませんでした。



ちょっと前に書いたホームズの実写映画化。
ホームズを読むきっかけは江戸川乱歩より。怪人二十面相シリーズにはあまり手を出しておらず。近頃K−20の宣伝を沢山打っていて。ほぼ露呈しているけど金城武が得意ではありません。てっきり仲村トオルが20面相?と興奮してたので意気消沈。but,気付いた。そうだったのだ、本来 二十面相より小林少年より、明智探偵が大好きだったのだ!明智探偵=仲村トオルらしいって。 しかし何だね、明智探偵が格好良過ぎやしないかね。


タイトルの故事成語。史実の人は素敵だし、机上の人物に憧れが強い。ホームズ、明智、土方(燃えよ剣)、関羽張飛(三国志演義)、軍師も剣士も選び難い。こんな風に生きてみてえ。安穏と暮らしとりますが。