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記者会見では彼が登場すると、慣例を無視して会見場に拍手が起きる。ベテラン記者は、「記者会見では拍手はしないのが慣例だが、君はふさわしい」と述べ、祝福したのだとか。(どっかのニュースサイトより)
イエス!我らが、王者フェデラーのカムバック!
しかも、悲願のローラン・ギャロスでの初優勝!
クレーコート(赤土)を克服し、そこにナダルが居ないのは残念だが、激戦を制しての決勝進出。
馬鹿にしてんのか、という子憎たらしいドロップショットに、バックのスライス、多彩なショットを使い分け、強烈且つ正確無比なサービスエースに、サーブアンドボレー。勝てるわきゃないって。
何度見ても感動。感動なんて陳腐な言葉すら似つかわしい。
これほど王者という言葉がふさわしい人物はいない。
ソデルリングのハイバックボレーに冷や冷やしながら、フェデラーのサーブ→ソデルリングのリターンがネットにかかった瞬間、膝から崩れ落ちるフェデラーに一緒に号泣。
生涯グランドスラムに加え、グランドスラムでの優勝回数14回と物凄い記録を打ち立てた。
全仏前のマドリード・マスターズで(いわばスペインのナダルのお庭。しかもナダルの得意とするクレーコート)、ナダルを下していたので、調子を上げてきたのかと期待はしていたものの。全仏で苦戦を強いられていたので、常に危険と隣り合わせ。その分、優勝の興奮は倍増でした。月末から始まるウィンブルドンで是非カップを掲げる姿が見たいものです。