http://d.hatena.ne.jp/youmay/20090724

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(500) DAYS OF SUMMER:(500)日のサマーについて改めて。 公式サイト

運命の恋を信じる青年と、恋なんて信じない女の子のカップルの500日を描いたストーリー。


エレベーターで気になる彼女が隣に。
話しかけることはできないシャイなトム。
トムのヘッドフォンから流れる音楽を耳にした彼女、サマーが一言。
サマー「スミスね」
トム(ヘッドフォンを取りながら)「えっ。え?なに?」
サマー「それ、スミスね。私も好きよ」(と言って、“There is a light that never goes out”を口ずさむ)
なにこの「ハイ・フィデリティ」的な男の妄想。(監督は元々ミュージックビデオ出身)


トムの部屋にはThe Jesus and Mary ChainThe Smithsのレコードが。
サマーは高校の卒業アルバムのメッセージに、BELL & SEBASTIANの歌詞。

そして会社の親睦会であるカラオケでトムが歌うのは、Pixies


主人公がJoy DivisionのTシャツ着てたり、
サマーに関してもこんな女の子いるかってー話だけど、
サマーを演じたズーイーはDeath Cab for Cutieと結婚しました。
自身もShe & Himとして活動中。


演じる2人の俳優が素晴らしいのと(ファッション含み)、音楽のツボもさながら、
ストーリーがこれまた、ロマンチックで現実的で、困る。


自分が運命を感じている相手は、自分に運命を感じているとは限らない、
という当たり前の現実に打ちのめされながら。
(それを思い知らされるシーンでは目の前が真っ暗になりました)


最後にトムは、運命の恋なんて嘘っぱちだ、奇跡なんておきない。って気付くんだけど、
それでもやっぱり覆せない。
懲りずに僕らはまた恋に落ちてしまうってことを。





劇場で観た映画。
■GIジョー

(500)日のサマー』で主人公を演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットが皺が凄すぎるシエナ・ミラーの弟役+αを演じるアクション。マーロン・ウェイアンズも出演てことで。これからがジョセフの魅せどころか、という時点でいきなり終了。どう考えてもB級臭さがたまらない筈が、残念な出来。

■サンシャインクリーニング

リトル・ミス・サンシャイン』のスタッフが送る感動作。何よりも、エイミー・アダムスエミリー・ブラントが主演に惹かれたんだけど。エミリー・ブラントのルックスが活きてない。ストーリーにもやや物足りなさ。行き過ぎない演出には好感を感じるけど。