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岸本佐知子氏の翻訳物が面白い、のー、かー、なー、−−、・・・・・と思い始めている最中。はまる、かも?す。
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こういう形にして発刊されていました。夏に引用したくなる詩人。
- 作者: 立原道造,魚喃キリコ
- 出版社/メーカー: パルコ
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: 単行本
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ジュンク堂新宿店の、新刊コーナーの下隅にて発見。埃被っちゃうよ!ハルキ文庫の詩集を持っているので買わないんですが、こちらは装丁もいいんです、特に背が。タイトルがいいんですけど、惜しい。まさにタイトルに引用された『唄』が、立原道造に惹かれた詩なんですが、これは彼の人生を知った上で、さらに先に詠まれる詩との対照具合で、衝撃 -ぐわん-を受けるので(あくまでも個人的ですが)、ちょっと残念。
■ 風が……
《郵便局で 日が暮れる
《果物屋の店で 灯がともる
風が時間を知らせて歩く 方々に
気分かな。