ポスト・ブリトニーなんていわれて

渋谷にて「セイブド」購入。


優等生のメアリーと敬虔なクリスチャンで自分の信念が一番正しいとする親友ヒラリーは、クリスチャンの学校、アメリカン・イーグル高校の3年生。学校では人気者グループに属している。ある日、メアリーはボーイフレンドから「自分はゲイかもしれない」と衝撃の告白をされる。そんな彼を救いたい一心で、メアリーは意を決して彼と初体験。そしてあろうことかメアリーは妊娠してしまい、状況は一変する。ヒラリーと取り巻きの女の子たちはメアリーに突如背を向け、学校側も彼女を問題児とした。そんなとき、メアリーは心から信じられる友人を得る。それはこれまで不良というレッテルを張られていた生徒たちだった。メアリーたちは、周囲の閉鎖的な考えを変えようと団結、自分自身の本質を知り、“セイブド=救われる”ということの本当の意味を見つけようとする。そして、彼らに卒業の時が訪れた――。

アメリカのティーンに大人気のマンディ・ムーアジェナ・マローンといった次世代アイドル・スターが勢ぞろい。●「ホーム・アローン」で一躍人気アイドルとなったマコーレー・カルキンの6年ぶりの出演作。

期待のティーンムービー。なんていっても、キャストがマズイ=最高。ジェナ・マローン(「ドニー・ダーコ」「16歳の合衆国」「イノセント・ボーイズ」)、マンディ・ムーア(「プリティ・プリンセス」「ウォーク・トゥ・リメンバー」「チェイシング・リバティー」)、ヘザー・マタラーゾ(「ウェルカム・ドールハウス」「プリティ・プリンセス」「スクリーム3」「ガールズ・ルール」)、パトリック・フュジット(「あの頃ペニー・レインと」「SPUN」)、マコーレー・カルキン(「ホーム・アローン」)、エヴァ・アムッリ(母はスーザン・サランドン。という事で義理の父にティム・ロビンス)です。製作はR.E.Mのマイケル・スタイプ。◇観て、あ然としたのが 本国ではアイドルとされてる(だって、ポスト・ブリトニーだ) マンディ・ムーアイカれたヒール=悪役を演じてること。プリティ・プリンセスでもライバル役を演じてはいたけど、本作でのキレっぷりはほんとに素晴らしい。サイコウ。彼女、かつて映画界に進出しては沈没していった歌姫達(マライア、ブリトニーetc)と違って、独自の演技の場を開拓したんじゃ。*元々マンディは歌手です。 それぐらいの名演、快作です。凄いブラックなんだけど、ほろっほわっともして、いい話だね。