陽の子雨の子 待ち合わせ (Modern&Classic) 眩暈 (講談社文庫) 六の宮の姫君 (創元推理文庫) 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫) テロリストのパラソル十角館の殺人 (講談社文庫)



□陽の子雨の子/豊島ミホ
本屋でブラブラしていて、『檸檬のころ』が良かった豊島ミホが目に入って。この小説は、「IN POCKET」での連載第1回目を立ち読みしたなあ。と思い出して、買ってみる。若い作家さんで珍しく好きだと思ったけど、これはちょっとだったかな。檸檬のころ、を読んでもそう思ったけど、この人は絶対「ロッキンオンジャパン」を読んでいた。

□待ち合わせ/クリスチャン・オステール
アヴラム・デイヴィッドスンの『どんがらがん』か、ミカエル・ニエミの『世界の果てのビートルズ』を買おうと思ってたのに(この2冊は随分前から中々購入できず)、何故かこれを。まだ未読。楽しみに。

□テロリストのパラソル/藤原伊織
面白いミステリといえばこれでしょ、と引っ張り出す。

□六の宮の姫君/北村薫
設定が斬新。文学好きにはたまらない、ミステリー。久々に読んでみました。

□斜め屋敷の犯罪/島田荘司
坂木司の引き篭もり探偵シリーズを読んで、そのホームズとワトスンの公式に、島田荘司の御手洗と石岡コンビを思い出す。そして読みたくなる。

□眩暈/島田荘司
島田荘司の『占星術殺人事件』を読んだ殺人犯、という設定が面白そう。

十角館の殺人綾辻行人
島田荘司によって切り開かれた新本格ミステリの道に先陣で斬り込んだ人。本当は我孫子武丸を読みたかったんだけど、何故か見つからないのでこちらに。エグイのは本当は苦手だ。けど、ミステリ同好会という設定がいい。ちなみに我孫子武丸は『かまいたちの夜』のシナリオを担当していたと知って俄然好感度UP。『かまいたちの夜』と『街』は、『MOTHER』『逆転裁判』に次ぐ、印象深いゲームです。



 

ジャン・フィリップ・トゥーサン、バリー・ハナ、ジョン・ダーング、佐藤亜紀ガルシア・マルケスの『エレンディラ』もチェック。
レイモンド・カーヴァーも読みたいのに、訳が村上春樹なので手に取れない。悔しい思い。