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◇ドミノ。実在したモデルから賞金稼ぎへ転じたドミノ・ハーヴェイが巻き込まれたある事件の話。この話の組み立て具合が予想外で面白かった。特筆すべきなのは、価値があるのは、未完成ながらも(それ故の?)確かな才能を見せ付けた『ドニー・ダーコ』のリチャード・ケリーが脚本であること。それによって生まれる今にも崩壊してしまいそうなアンバランスな世界が個人的には、ぐー。ドニー・ダーコ然り、それは人を選ぶかもしれないけど、時系列の組み合わせ具合、映像の破綻具合良かったですよね?キーラ・ナイトレイもひじょーに魅力的だ。ビバヒルから登場のデイビッド&スティーブの2人が笑かす。◇イントゥ・ザ・ブルー。海でお宝を求めるポール・ウォーカーと彼を支えるジェシカ・アルバのカップルは、バカンスに訪れた友人カップルと海へ潜った際に伝説のお宝を見つけるが、お宝GETには幾つもの災難が振って沸いて…ってなお話。肢体を惜しげもなくさらけだすアルバを愛でる映画?加えていうなら、学園青春ムービーの金字塔『シーズ・オール・ザット』の中で意外にも1番の出世頭となったウォーカーの主演にもご注目。◇ブラザーズ・グリム。悪魔ばらいの詐欺師グリム兄弟が、呪われた森に住む本物の魔女対決することになる話。テリー・ギリアム監督だし、中世の話だし、ってことで。ほどほどに楽しめる作品。グリム兄弟を演じるマット・デイモンとヒース・レジャーも昔から好きな俳優。にしても、森の女王を演じたモニカ・ベルッチってこういう役が多い。『マトリックス』然り『ジェヴォーダンの獣』然り『ミッション・クレオパトラ』然り。◇ハッカビーズ。正直、ガッカリ。主演のジェイソン・シュワルツマンに(日本の宣伝ではまるでジュード・ロウが主演かの様だけど)多大な期待を寄せてただけに。いや、彼はいつもの如く存在感を発揮させて良かったのだけど。てわけで内容は割愛。◇旅するジーンズと16歳の夏。赤ちゃんの時から一緒だった16歳の少女たちは、初めて別々に夏休みを過ごすことに。内気なリーナは祖父母のいるギリシャ。活発なブリジットはサッカーキャンプでメキシコ。カルメンは別れた父に会うためサウス・カロライナ。行く場所がないティビーは地元のバイト先の「惨めな人々」のドキュメンタリーを撮影することに。離れ離れの4人が代わる代わる使う、偶然見つけたジーンズは幸運を運んでくれるのか…。この中だったら内気なリーナを演じた、『エバー・ラスティング』のアレクシス・ブレーデル目当てかなっと思っていたんだけれど(惹き込まれるような青い瞳がSO CUTE)、うっかりティビーを演じたアンバー・タンブリンにゾッコン。この常に不機嫌そうな表情でおでこに皺を寄せながら、スーパーでバイトしたり、カメラを回したりする少女がいい存在感を放ってる。スーパーでバイト中おでこにシールを張るシーンだけで映画が1本出来るんじゃないかと思った程。そのアンバーと幼い少女との話がまた泣かす!◇Mr.&Mrs.スミス 。見てる人も多いので内容は割愛。ブラピもジョリ姉御も昔から大好きです。女児出産おめでとう。難を言うなら、ブラピはもう少し髪が長いほうが断然良いと思う。◇ファンタスティック・フォー。人気アメコミの映画化。実験で宇宙へ向かった科学者4人と1人が放射能を浴びたせいで超能力ヒーローになってしまう話。これまたジェシカ・アルバを楽しむ映画。
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これは巷でも宣伝を沢山打ってる、『24』に続く米ドラマ。ファンタスティック・フォーのビデオに1話だけ収録されてたので観ました。結構面白かったです。これから借りてこよーと思いまーす。