ネオアコ

下で紹介した『凶仮面』。非常ーに面白かったです。何が興味深いって、深い所以は、民俗学。歴史すきなので琴線がザクザクくすぐられる(何かを知ろうって気持ちは大切だ!歴史ってどうしてこんなに面白いのだろう?)。民俗学の教授(美人で頭脳明晰で冷徹)と助手(平凡な推理好きの元教え子)が研究の為に向かった地方の村で起こる数々の殺人事件の短編集。事件云々よりも民俗学の箇所ばかりが印象に残っている。もっと掘り下げたくなるから、短編なのが惜しい。10代の頃、傾倒していたシャーロック・ホームズは短編集が断然好きだった筈。

しかし、今こぞって調べてるのは西洋史太陽王ルイ14世也。『王は踊る』もそろそろ観たいと思ってた頃。