youmay2007-06-11

はなうた日和

はなうた日和

世田谷沿線を舞台に人々の日常を切り取る群像劇。せたせんは時々利用するし、物語トップバッターに下高井戸が登場ときて、ヒーロー戦隊物の主題歌が大好きだった超電子バイオマンにそっくり(君の心に勇気はあるかー)ならもう虜だ。それぞれ独立した話ながらたまにリンクするのも楽しい。犬の代行散歩の千倉さんが見逃せない。素敵な短編集です。


向日葵の咲かない夏

向日葵の咲かない夏

夏が来たからと、タイトルまさに買ってみる。小学生の探偵物語は範疇外の恐ろしさ、てより生理的受け付けない。読後の気分が優れない。2度とこの頁は開かない。


鹿男あをによし 1000の小説とバックベアード 購入して未読。万丈目学の前作『鴨川ホルモー』が面白くて買ってみる。京都の小説が最近面白く京都での生活に憧れる。20歳の頃、京都で住む知り合いの人の日記を読むのが好きだった事を思い出す。古都を通り過ぎるのを普通の毎日というのが不思議で心を捉えて離さなかった。今でも京都に住む人達の日記を読んでいますよ。


近頃は我珍しと現代作家さんの本を読む。しかし選択肢が広がるのは良いことだと思います。