主人公は僕だった@新宿武蔵野館
立ち見、それは隣のシアターの『キサラギ』だった。凄い人気。こちらはコンパクト過ぎな劇場でスキスキだったがこっちも良かったんだよう。国税局に勤める几帳面で規則正しい生活を送る男が頭の中で鳴る彼の行動を示唆する声によって自分は小説の主人公だと知る(しかし実際に現実世界に実現する人間)。鳴る声の主は物語を執筆中の作者で主人公を殺そうとしている事を知った彼はどうにか結末を変えようと奮闘するが。「主演ウィル・フェレルのシリアスな役どころが意外」と映画雑誌で読んだけど(a.k.a.おバカコメディーのスター)、フェレル(の笑い)に人間味を感じないので(そこが面白くもあり、大すきっす)この役はピッタリだと思っていたが目から棚ボタ、いとおしいウィル・フェレルだった。キュートな人だったんだね。ヒロインを務めるマギー・ギレンホールもSOキュート。小説家のエマ・ワトソンも大学教授のダスティン・ホフマンもいい味たれ流し(特にエマ!)。ラティファ姐さん好きとしてはもう少し重要な役割が欲しかったけど。シリアスでありながらどこかオフビートなコメディーでもあり楽しかったです。洒落ているし。シリアスといえばドン・チードル共演のアダム・サンドラーの新作が気になる。予告での坊主じゃない鳥の巣みたいなサンドラーのアタマ!


上演前に席について、SEに流すのはサントラだろうけど。これが気になって気になって。アメリカのインディーズロックバンドっぽいんだけどずばりストレート、好みにどストライクなんですよね。で否が応にも期待していたら全編通して音楽が非常に良かったです。苦手だけどその音楽性にはウットリしちゃうソフィア・コッポラ映画で音楽担当の人が絡んでるらしい。お目当ての曲はというと、エンドロールを血眼で追っていたらSpoonというアーティストが1番多くの曲を提供していたので、これなのかな。明日サントラ買ってこよう。
ちなみに、祝!shuwaのNEWアルバムが新宿・渋谷タワーで展開されてるらしいので、冷やかしついでにそれもチェックしてこようと思います。僕が好きなのは今までのshuwaにないスローめな曲のやつです。多分入っている筈。



そして予定カツカツ現在はもちウインブルドン中です。17歳森田あゆみちゃんガンバレ!