THE LAST EMPEROR

youmay2007-07-09

--- ウィンブルドン2007終幕。


去年と同じカード、ランキング1位フェデラーvs2位ナダル。昨年同様フェデラーの一方的な展開か早速ブレイクで3ゲーム連取、しかしネットに出たフェデラーの横をことごとくナダルがパスで抜いていく。ナイスリターン。ブレイクバックでイーブンに戻す。第6ゲームもカウンターショットを決めたりと0ゲームキープ。フェデラーサービスエースでキープ。そこを追い付く?ってフェデラーが凄い。ナダルのあのおかしな回転はエッグボールというらしい。どんな仕組み?ナダルが去年より格段と強くなってる気が。フェデラー派だけど感動。ベースラインでの攻防は見もの。ランキング1位と2位、2人の打ち合いは神懸かってます。ラリーが終わるまで息出来ず。タイブレイクフェデラーが押すも、ここで成功するかってナダルがチャレンジ成功。うぉ。抜かれても積極的にアプローチに行くフェデラーが第1セットをとりました。ナダルのカウンターショットもズバンと凄い。第2セットも一進一退の攻防で、割愛。長い、なんて接戦だ。第3セットのハイボレーとドロップショットは芝生の王者の貫禄。シビレル。長い夜はまだ終わらない。全てのセットがタイブレイク突入?第4セットはフェデラー少し歯車狂うか、3ゲーム連取される。皇帝落ち着き払って巻き返してくれると信じるも4ゲーム目もとられる。うそん。厳しい戦い過ぎて ―――― 割愛。まだ終わりは見えない。雨に見舞われた今大会、今日は照り付ける日差しの中、試合時間は4時間超。とてつもない熱戦に息を呑む、テニスって孤独で、苛酷でもありますよね。 ―― どんなアングルショットでも追い付いて打ち返してしまう、それが両者共なのでとんでもなく見応えがあるラリーが続くんですよね。普通に声が出てしまう(さっき息出来ないと言ったのはご愛嬌)。初めて直にテニスを観たいと思いました、こんなゲーム。本当に素晴らしかった。昨年はパーフェクトなフェデラーの勝利でしたが、今年は芝の王者を、赤土の王者が追い詰める。先程挙げたけど、ナダルは本当に強くなった、大健闘でした。試合中はフェデラー派なので、キー!*地団駄 だけど、試合が終わってナダルの凄さに気付く(いやゲーム中ほんと凄いけど)、大拍手で称えたい。素晴らしすぎるよもう。そして歴史的熱戦の結末は、、、、、 2度目のチャンピオン・シップ・ポイント。スマッシュで決めたフェデラーが芝に崩れ落ちる。あー、観てる方の力も抜け落ちる。フェデラーが、ウインブルドン5連覇の大記録を打ち立てた瞬間。まだまだ素人でフェデラーの優勝は去年からしか観ていないけど、涙に感激してしまいました。クールなイメージがあったのだ。フェデラーって本当に凄いな、凄かった、凄いですよ!分かっていたのに、分かってなかったみたいな。


あまりに感動したので、今までの理想像はシャーロック・ホームズだったけど、今度からはロジャー・フェデラーって言おうかな。