プラネット・テラー in グラインドハウス / デス・プルーフ in グラインドハウス
@ヴァージンTOHOシネマズ 六本木ヒルズ

まずはロドリゲス版。化学兵器ガスに街はゾンビだらけに。エグいのが苦手過ぎるので顔にターバンしようとショール持参で耳閉じ目閉じとスクリーンに対抗したところで、あまりにエグい描写の連続に来場を後悔。しかしやはりロドリゲス最高だぜ!面白くて仕上げてきます、ぷぷ 笑う。リール紛失の演出も最高。えっ、その重要な部分どうなっちゃったの??エル・レイは結局?となるも、それもナイスギャグ。そのトラック野郎レイがかっこ良過ぎるメロリンQ。失った右脚の代わりに機関銃を装着したローズ・マッゴーワンも期待以上に格好良い&面白い。たまに、ランチャーみたいの出てるし。『ハード・キャンディ』の学園女王ぷりがピッタシ、マリリン・マンソンの彼女ピッタシと思っていたら、凄くCUTEなのだ、冒頭ポールダンスから悩殺。女医さんも笑わせつつセクシー。ロドリゲスは子煩悩なイメージがあるので、子供は死なせないだろうと余裕かましてたら、酷。しかもアレ例の実の息子だって。

で、そんな風にロバート・ロドリゲスの映画にウフフアハハと浸っていたのでタランティーノ版はサックリ見ていて、もち女の子は皆可愛くてその会話(ギャルトーク)がまたどうでも良くて最高なんだけど、長回しもイイ。性倒錯者のスタントマン、カート・ラッセルに狙われるキュートな女の子達。しかし知らなかった、メアリー・エリザベス・ウィンステッドが、ご登場。くはー、可愛過ぎ。この人もうヤバイ位、致命的に可愛い。上乗せチアリーダーの格好なんて鼻血ブー。ちょっとアメリカ男子の気持ち分かりました。しかし彼女には「プリティ・イン・ピンク」は早いような‥('83年生まれ)。女の子達に虜になりながらやっぱりロドリゲス派かな、と感じていたら、観終わる頃にはすっかりしてやられてしまった。タランティーノめ(ちょっと悔しいらしい)。徐々に凄く面白くてなって来て、館内爆笑に次ぐ爆笑。エンディング、終わり方がほんともー最高にクール。即座に拍手が沸き起こる。快作だ。クエンティン、凄い。変わらずオタク節も全開でした。スタントのゾーイ・ベル、最近よく観るトレイシー・トムズの彼女ら2人がカッコ良かったー。ベルは所作がちょっと可愛くて、おっ。なんていうの、憎めない可愛さっていうの?ドーソンも短過ぎる前髪が気になっていたが、最後に決めてくれる。アンディ・フグも真っ青。立場が逆転してからの爽快感がたまらんです。ラッセルの情けなさにも爆笑だ。


フェイク予告が本編前と2作の間に何本か流れる、60〜70年代に似せた実際には製作されない映画の嘘予告。噂のニコラス刑事が登場した時は拍手が、「ナチス親衛隊と狼女」ってタイトルだったかな。これらも凝っていて面白い。

2作両方観る事をお薦めします、重なる部分があるので。2本立てで観る事が出来て良かった。六本木のみの2本立て上映は期間限定なのでお早めに。って、今日迄だった。8日間なんて勿体無過ぎ。けどノーカット長編バージョンも観たいな。1度と言わず2度観たい。最高と何回書いたか分かりませんが本当にAwesomeなんだぜ。

日々、香港シネマ漬けってことでTOHOシネマズ前の点心ビュッフェで食事してきました。