さよなら試合に後ろ髪ひかれ隊ながら。実は行こうと思っていたけど(慶應ラストゲームを観られなかった悔い)、友人に予定が入ってしまい。なら、いいや。と。( 軽っ )  しかし、何故居ない。→日体・田中健介選手を呼べい!(某地方紙の記事に進路先載っていましたね。バスケットを続けるようで嬉しい。)
て訳で、久々に1人で観戦、代々木体育館へ。
1人なのに椅子から滑り落ちた。隣の女性の「大丈夫ですか?」が身に染みました。やさしひ。


日立サンロッカーズ × レラカムイ北海道

レラカムイを見る機会が少ないのでどんなプレイスタイルなのか分らないし、まだ1年目で確立はされないか、自分には分らないけども。AJの時の印象然り、攻め手に欠く。1Qはアウトサイドで得点を伸ばしていくものの、徐々に手詰まりになって数分間ノーゴール。どんな場面でも最後やはりココって時の頼みの綱は折茂さんだなー、と。シューターの神髄を改めて見たっ、て感じで、感動。桜井選手は以前のロールプレイヤーだった時のよな爆発ぷりはないけど、速攻からのドライブ→レイバックシュートと行く時のあのゴール下でのバランスは流石。つか、目を見張る。すげい。PGとしてはまだまだこれからですよね。のびしろがビロン、ビロン。楽しみ、と思いたい。2番の時は、1番が見てみたい と思い。1番になると、2番が活きてた と思う。ファンは我儘だ。

トヨタに居た時よりもプレーする時間は延びた2人ですが、交替が出来ない、というのも厳しい状況だと思います。うー‥レラの試合はじれったい。日立も決していい状態とは言えないけれど勝れないもんな。周りの選手が頼れるか?っていうとまだそうは思えない、っていうのが正直なとこです。まだ40秒あるのに何で今打つの?とか、何でそれをファンブルしてアウトオブバウンズになるのとか、スクリーンアウトして飛ばないのはなぜとか。。最後も勝てない、接戦を制する事が出来ないのは経験の差なのかな? 否定や中傷でなく、それもこれも、ああ!北海道民だったらサポになって成長を追う事が出来るのにな、と肩入れしたくなる思いも。まだレラカムイは始まったばかり。サポーターではないけれど、頑張ってほしい、と思っているのは心の底からでござるよ。

ロースコアな運びですね、と思っていると少し波風が(笑)。日立得点の後、リバウンドで飛ばされたかレラカムイニュートン選手が倒れ込んでレラベンチ猛抗議→日立・譲次のドリブルを行く手を阻んだレラカムイ・伊藤が衝突ボール外へディフェンスファウルと思いきやアウトオブバウンズで猛抗議(ヒートした譲次が伊藤小突き一触即発)→桜井インターセプトに五十嵐がテクニカル。とちょっと泡々な展開。まー、ジャッジも、暗雲立ち込めるコート上もあまり見てて気持ちのいいものではないです。それだけ白熱してる、ってことですが。

日立の控えPG佐藤選手はいいですね。控えにするには何かあるんだろうか。冷静に見えるので乱れた時立て直すには頼れそうだけど。五十嵐選手はやっぱり突っ込んだり持ち過ぎたり自滅パターンがちょーっと見受けられるような気がして(勝利者インタビュアーの"周りを生かすプレーが多く見られるように"はちょっと小首傾げ?)、しかし最後のブザービーターでそんなのチャラ!、ヒーローでした。絶叫の渦だぜ。ラスト4秒での逆転劇。日立の2点ビハインド、残り4秒日立のスローインから、五十嵐選手がハーフ辺りからまさかのシュートまさかのネットを揺らす。完璧なオープンといえど、、、ま・さ・か。

レラカムイを気付くと応援してたのでちょっとショックでどんより。日立ファンに囲まれていて、沸き立つ会場総立ちの中、椅子に座り込む。そして早々会場を後に。
日立は酒井選手が出場短めで残念。譲次選手もいい。リバウンドやインサイドからの攻撃だけでなく、ミドル〜ロングレンジでのシュート、ナイスアシスト。特に合わせのプレーでの演出に痺れたな。菅選手も対折茂選手で意外と(失礼)頼もしくて良かったでござい。

日立サンロッカーズ ○ 67 − 66 ● レラカムイ北海道



残り4秒だって分からない。最後が兎にも角にも、でした。固唾を飲んだ先のミラクル。
劇的。これだからスポーツは面白い。ドラマよりドラマチックだぜ。