スペインが期待通り超えて期待以上。ポルトガルも順当。イタリアとドイツだ、番狂わせは。


グループA。ポルトガルが決勝T一番乗り。そして代表監督フェリペはチェルシー監督に就任。へえ。EUROでC・ロナウドはないかな〜、ときっちり魅せてくるから凄い。/A組は興味薄くいると、チェコ−トルコは相当劇的なゲームみたいで。残念がりつつ、ハイライト楽しみだ。ポルトガルは消化試合といえまさかの1敗、決勝には手届かずもスイスが開催国の意地を見せ。/トルコもチェコを下して決勝Tに滑り込む。


グループB。初戦は危なげなく物にしたドイツ、2戦目のクロアチアに完敗。ダ・シルバの離脱で(本当、残念!怪我からの復帰を真に願います)、楽しみはコバチ兄弟。そんなクロアチアは3戦全勝で決勝Tに躍り出た。ここも強い。ドイツも無事にと、進出。オーストリアポーランドを退ける。


グループC。イタリア−オランダ、0−3。まさかのオランダがイタリアを粉砕。にしても3失点、鉄壁の守備の名が泣く。カンナバーロの穴はそんなにも? オフサイド?という最初の失点以外はカウンターからの失点。オランダの2得点目が素晴らしく、大きくサイドチェンジで振って中に戻してスナイデル!鳥肌ものの綺麗なプレー。オランダは、4−3−3と4−5−1(4−2−3−1?)システムを併用してるらしいが、今回は後者。トップ下の3枚に入った両翼のスナイデルとカイトが光る。イタリアはピルロも奮闘したようだけれど。ショック。吠えろガットゥーゾ。そして、フランスと分けたルーマニア。グループCほんまに死のグループの様相を呈してきた。

第2戦。ドナドニ監督は前回途中降板のマテラッツィ筆頭に中盤もガラリ。ガットゥーゾのおらぬアズーリなんて。なんちて、本日のイタリアは前に前にの姿勢でいい。ゴールまで数10cmという場面がリピート、リピィト。幻のルカ・トニの先制goal。喜びも束の間オフサイド。後半、コックリコックリ、したらばルーマニア先制。ルーマニアロングフィードにイタリアDFのクリアミスをムトゥが押し込ん、だ、のか?コックリコックリ。筆舌にし難い表情で立ち尽くすドナドニ、それはぼくらも同じこと。が 僅か1分後にイタリアがドローに戻す。実況のコトバ「これからがスタート」まさしく、目が冴え面白みが増す。無論、1点なんかじゃ止まれない、走ろうぜイタリア。しかしルーマニアのキーパーがよく守るんだこれが。素人目にも分かるぐらい運動量が落ちたルーマニアしかしディフェンスライン固い。まさかのペナ内でのイタリアファウル。ムトゥのPK、止める。ブッフォン凄ぇ!(笑)←思わず笑うしかない神懸かったブッフォン。 最初は上手くデルピエロらが絡んでいたけど後半はトニが孤立気味。ロスタイム、前線からの必死のチェイスも涙で曇って見えないは嘘もグループリーグ突破も曇って見えない。

またも引き分けたルーマニアは見事。ところで実況の方はイタリアのカードの切り方に思うところがあるようで面白い。「ん?、デルピエロに変えてですかー‥」「え、アンブロジーニですか?‥」解説さんのフォローが素敵。/直後のTV放送、オランダ−フランス前にずるっ‥ずる‥と沈み込み※AM3:00過ぎ、後半になったら起こして貰う事にする。起きませんでした。/オランダ、フランスにも勝利。強い。フランスはベンゼマに期待がかかりながらやっぱりアンリが大舞台で決める。勝てなければ意味はないんだけど。/オランダの連係プレーに鼻血出血大サービスで貧血寸前。強烈にゴールに向かう姿勢が窺える。オランダとスペインが愛される理由が分かる。果敢な攻撃たまんない。オランダあっさり決勝ラウンドへ。/イタリア−フランス戦は只でさえ因縁の対決といわれてきたのに決勝進出を懸けた只ならぬ戦いになってきた。底力を見せてくれアズーリ


出来の悪い夫に、妻はスペインに浮気です。


グループD。スペインの登場、対戦相手・名将率いるロシアは予選でイングランドを差し置いた伏兵、恐い存在。けれどスペインの攻撃力が想像を上回る。カウンターにあのパス回し、ドキドキだぜスペイン。下馬評が高かったトーレスな訳だけど、予選ではそのトーレスを上回ったビジャがハットトリックトーレスのアシストも素晴らしいのは言うまでもなく。何ですと?途中出場のセスク(システムが云われた4−1−4−1でなく4−4−2のビジャ、トーレス2トップ。後半トーレスに代えてセスク。)も最後にはヘッドで押し込み文句なしの勝利。これはヒディンクも手が出ない。心はすっかりスペインだ。/スペインは初戦の勢いでスウェーデンにも勝利。決勝Tへの切符を手に入れ。前回優勝のギリシャは脱落。残す1つの椅子をスウェーデンとロシアで争う、ロシアが観たいかなあ。


毎日がユーロビート、昭和の匂い、でなくて毎日がEURO2008、楽しい。EUROでまず驚くのはそのスピード。ボールのない所が好きなので、あらぬ方向を見ているとそのオーバーラップはターボが付いてるんじゃないかという、プレーヤーの走るスピードに驚愕、ドッドッド体温上昇、興奮で。勿論、技術だって半端なく、遊んでるのかというマルセイユ・ルーレットが普通に見えてくる感覚。EURO、楽し過ぎる。




そして、今日の夜は絶対見逃せない、イタリア−フランス。
明日は仕事が休みなので安心なんだけど、今からちょっと疲れてるし明日は映画も観たいのでちょっと不安はあるかな。不安といえば、スペインに浮気なんて言ったけど、真のマゾヒストは、あー もう駄目駄目になってるけど、次はどんなフォーメーションで来るのかな、ドキドキ。ドナドニは誰を出してくるのか、全然分かんないや、ドキドキッ!と 今晩も楽しかったりするのです。フランス相手に勝てれば申し分ないけれど(っても決勝T進出はオランダ−ルーマニアの試合にも懸かっているんだけど)、最悪ガットゥーゾが観られれば満足です。出場は農耕(芝を食べる)、もとい濃厚だそうだ。それゆけ、アズーリ