ナダルの徹底的なバック狙いか、フェデラーの自滅か、セット落とす。思わず天(井)を仰ぐ、ボク。上手いアプローチショットから前に出て決めるのはフェデラーらしいも序盤から雲行き怪しく心配性な自分は だめだー だめだー とすでに動転。ねちねちバックに不思議な回転のショットにやり込められる。リターンが上手く行かないんですよね・・・・。ストローク戦では勝てないし。勝るとしたらエースの数か。

2セット目、第2ゲームをブレイクしたフェデラーが珍しく吠えた。この試合運び、このダウンザライン、このアングルショットが観たい。このエースに打ち震える。これだ、これが彼だ。と、ナダルのブレイクバック。ちょっとこのテンションどうすれば。瞬殺の意気消沈。

フォアに回り込んでの逆クロス、あの角度で行けば間違ないと確信を持てるけれどそう上手くは試合は運ばれない。またブレイクされてにっちもさっちも。心臓が痛いっす直視ムリっす。2セットダウン。第1セット落としただけで、アリエナイ アリエナイ!

ここって時、ピンチの時に真価が出て来る=強いフェデラーの筈。追い込んでも這い上がって来るナダル。何度の何度のブレイクチャンスも物に出来ない。芝生の王者、まだ夢から覚めさせないで。あれ、ファミリーボックスにべっぴんさんが居るよな・・・グウェンじゃないですか。目が覚めました。

第3セット、第4セットはタイブレイクを制し何度のチャンピオンシップポイントも凌ぎ、すんでの所でイーブンに戻すが、泣いても笑っても最後のセットで最後の最後、踏ん張れず。実際最終セットだけは観ておらず、録画も観ておりません。だって負ける姿なんて観たくないじゃない。

色んな言い訳を探そうにも、ナダルは強かったし、フェデラーのミスも目立った。スポーツは大抵好きだし、フェデラーについてはほとんど知らないけれど、これ程プレー感嘆するアスリートは居なかったのだ。何だか全てが「零」 リセットされた気分で虚無。

なくとも、ボルグ氏の言葉なんか吹き飛ばして見事なカムバックを待っています。


恐る恐る、録画を見てみたら、途中からNHK教育に切り替わったらしく録れておらず。シット!