youmay2010-05-30

チャンピオンズリーグの興奮が収まらぬ中、実はEURO2008の興奮もまだ燻っています。
そんな熱かったEURO 2008の審判にフォーカスを当てたドキュメンタリー映画が現在公開中。
主役の1人、ハワード・ウェブさんは、先日のCL決勝でも主審を担当していました。
そりゃ見ない手はないでしょ! ってね。
CL前に観た方がもっと色んな視点で観れたでしょうが、W杯も近いし間違いはなし。
6月いっぱいまでアップリンクで上映中のはず。映画を見るにはちょっと…な環境ですが。


『レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏』公式サイト

サッカーの試合に欠かすことの出来ない存在「レフェリー」
そのレフェリーの視線で見つめる“もう一つのサッカー”がここにある。

2010年6月11日から7月11日まで2010FIFAワールドカップが南アフリカで開催される。国際試合ではその結果が国家レベルで大きな影響を及ぼすスポーツ「サッカー」。ヨーロッパのベスト・レフェリーに選出されたイングランドハワード・ウェブEURO2008の決勝で主審を務めるという固い意志を持っていた。しかし、彼が試合中ポーランド・チームに下したジャッジが大きな波紋を呼ぶ。それはポーランドの首相をして「誰かを殺したい」と言わしめた。サッカーの試合を陰で支えるレフェリーの決して表に出ることのない姿を捉えたUEFA欧州サッカー連盟)公認ドキュメンタリー。


松崎 康弘(財)日本サッカー協会審判委員長 ----- コメント
2008年のヨーロッパ選手権を舞台に撮影されたドキュメンタリー映画。試合の場面はもとより、私生活においても審判が感じるプレッシャー、喜び、ミスを犯したときの焦り、審判のさまざまな生きざまが紹介されている。レフェリー通信システムを用いて行われる主審と副審の会話は迫真であり、明らかなオフサイドのミスや手のファウルによるPKを非難されたイングランドハワード・ウェブ主審の試合後の心情やその後の立ち直り、決勝を吹いたイタリアのロベルト・ロゼッティ主審の素晴らしいレフェリングと喜びあふれる充実感、審判の素晴らしさ、審判の人間味が表現されていた。審判を対象として映画を作るなんて異例なことだ。審判を広く紹介する意義を理解し、映画制作に積極的に協力したヨーロッパサッカー連盟(UEFA)もすごい。


サッカー好き必見です。生で観戦するよ!という人は特に。
実際、試合観戦をしていると僕はレフェリーに対して思ってしまうことというか言ってしまうことは多々あって(スポーツはヒートアップするタイプ)。それがちょっと揺らぎました。反面、レフェリーも人間だと分かってはいるけれど間違いを認めてほしくない?犯してほしくない思いもやはり消えなかった。彼らの実像が如実になった分。実際にサッカーをプレイした事がないので、どういうシステムで行われているのか分かったところも大きい。主審副審のインカムでの会話なんてとても興味深い。その後の反省会や、失格となり帰国を余儀なくされる審判チームの悲哀まで。また、1試合の中でレフェリーにも選手とはまた違ったドラマが生まれているんだなと、サッカーゲームの光と影。←影の部分をじっくり見ることができて、とても面白かったです。
最後に「You'll never walk alone」が流れた時に、ノリノリの女性がいて面白かった。リバポーサポですかい。※リバプールのアンセムです。


おっと、国際親善試合が始まってしまう。今日はこれから日本対テオ・ウォルコット
ヤングガナーズが日本DF陣を切り裂くのか。チャンネルはNHK