夢を毎日見ていて。それが夢だと認識できてコントロールしてしまう。これは自分の世界だから自在に操れる!と、実際透明になったり飛んだり念力したり(大抵化け物に襲われ戦ってるMyドリーム)。インセプションされない気がする…。
と、ジョセフがこれ=ルーシッド・ドリーミング(明晰夢)についてインタビューで言及していた。
インセプション品川プリンスシネマ

贅沢にいこうと意気込んで。大好きな品川プリンスシネマの勿論、プレミアムシアターで。六本木ヒルズのではない理由は、このしなびたという哀愁というかもの悲しいというか閑散さがたまりません。名付けるなら古びたシャトー・アクア。
脱線はここまでにして、映画は監督or俳優至上主義でざいます、まず監督。作は好みじゃないが案は面白いクリストファー・ノーラン。期待“通り”面白かったです(いい意味)。言うより難しくなくて拍子抜け。とんだ肩透かしだぜ。難しそうに見せて実は単純(または逆)というラインがいいのかも。哲学心理学、心の哲学?の辺りはちょっと巻き戻してー、と。アクションとロケーションが意外に良かった、モロッコが特に。冒頭のシーンでオチが読めるのは残念。本オチは幾つも解釈があると言われてますが。
俳優。ジョセフ・ゴードン・レヴィット、エレン・ペイジマイケル・ケインキリアン・マーフィー、文句なしの顔ぶれ!ジョセフめちゃめちゃ頑張ってましたよ。ここまで戦うジョセフは初めて、それだけで買い!所々の扱いは「恋のからさわぎ」からブレず。作品のばらつき具合がGOODです。ジョセフとエレンの相性がいい。サー・マイケルの出番はちょびっと、それでもムワムワの存在を残す。キリアン・マーフィーが歳取らなすぎ!むしろ若返っている気がする。
ディカプー、主演なのに全然頑張ってない。大体残る(キックする)人が1番大変だと思う。ディカプーはどこかキアヌ・リーブスとイメージが被るのだ。どこか間が抜けているってか作品通して表情が統一されてる。

ノーラン監督と言えば「メメント」で名を挙げた人。記憶が持たない主人公といえばジョセフも演じています。

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2枚同時にDVDを貸すと、ルックアウト派が多い。でも自分は好みでいえばブリックなのだ。
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