代々木第2体育館は立ち見の盛況。午前から観戦と行きたかったもの、6時就寝だからしゃーない。OB戦を見逃し残念。誰が出ていたのか気になる。大本命、お目当てのpm2:50のゲームに間に合ったからよろし。


予て応援している慶應大学。新チーム、ちゃんと試合を観るのはAJ前に年末の六大学リーグ戦ぶりで、あの時はボロボロだったので(初新体制&1年生なし)、きちんとした試合は久し振りでした。だから凄く楽しみで、先のトーナメント&新人戦で早々敗北していたものの、すげい良いチームでしたよ。気迫も感じられ、大会自体がそういう雰囲気ですし。久々に心から楽しめた。結果も付いてきましたし。いぇい。公輔の穴を埋めるか期待の新人・2M超の岩下選手はまだ心配&応援のまなざしで見つめてしまうけど期待は俄然抱いてしまう。ふいに、うえぇぇい!ってプレーを魅せてくれる。あぁっ‥って思うと、えぇぇっ!って感じ。分かる?>分かりません。経験値積むこれから「超」楽しみですね。 昨シーズンよりルーキーにしてエース級だった小林選手も健在、一時に比べると不調というか勢いが感じられないけど(とゆうか以前が意外と冷静で今が突っ込んでるのかも、果敢ともゆうのか)。ここぞという時においしいとこどりの香川選手、乗り出すと連続で決めて沸かせてくれます。小松誠也選手のプレーが好きで楽しみにしているので出場すると嬉しい。でもってなんつっても主将・加藤将裕選手。その絶対的存在感がやばいっすー。好きなプレイヤーだといいながら少し驚いてしまいました。酒井泰滋&竹内公輔がいた頃は「がんばれー!がんばれー!」とハラハラ応援したくなるプレイヤーでしたが、今はこの上なくて頼もしい。佇まいからして落ち着きが。最上級生、キャプテンて凄い。すっかり慶應の看板しょってる感じでフロアでボールをついてるだけで安心出来る。事実今日はフル出場?重要な場面で決めてくれるのは彼でした。
早稲田は好きなチームだし手強いだろうと(やや向こうに分があり)睨んでいたけど、ほぼ慶應が手綱を渡さない展開でした。近森選手の印象も薄い。いまいち乗り切れなかったでしょか。山田選手の印象濃い。


1Q。慶應#17小林大祐選手、シュートを外しても打った後に即ジャンプ自ら取り捩じ込む。慶應CAP#4加藤選手のディフェンスがいい。頼もしい。プレッシャーをかけボールを押し出す。ルーキースタメン、センターの#7岩下達郎選手は早稲田の選手にドライブであっさり抜かれたと思ったら、後ろからジャンプしてブロック、リーチ長ぇ!そっからでも止められるのね、と驚愕。(抜き去られた後に後ろ向きのまま後方にジャンプ、伸ばした手はゆうゆうにボールに届く)直後にバスカン。燃える。ディフェンスリバウンドからの速攻も決め、早稲田はイージーミスを連発。しかし#11赤沼悠選手がディフェンスを翻弄するシュートでスーパープレイ。慶應は小林選手に代わりルーキー21#酒井裕典選手。加藤選手がファウルを貰いフリースロー。ルーキー#16二ノ宮康平選手もフロアへ2ガード。終了間際放った3Pは入らず残念。

2Q。慶應、加藤‐小林のライン、回り込んでパスを受け綺麗にレイアップ。直後に早稲田に3Pを沈められればやり返す。点差はあったものの縦のパスで速攻決められて。29‐22、徐々に詰まってくる。慶應は二ノ宮選手投入。酒井選手もいたので1年生トリオ。その二ノ宮からローポストの岩下へ。テニスで言うロブみたいなのを山なりで、少し無防備だけどよくあんなの入るなあ、と高さってスゲイ。1Qは小林から岩下ピック&ロールうまく決めたと思えば、2Qはボールを持った岩下からフラッシュしてきた小林へナイスパス、レイアップ沈めて、38‐32。

3Q。残り8分きってアウトからポンポン決めて来る早稲田が同点に。リバウンドに誰も飛んでないとヒヤヒヤ、そこに偶然いた岩下君とゆう。何とか得点を重ねるが早稲田も追いすがる。引き離したい正念場。かとうきたーーー!!!バスケットカウント1スロー。連続で加藤選手ファウルからの2スロー奪取。ゴール下から岩下得点と54‐47とまた慶應が引き離す。小林選手は今日は強引・無理野理な体勢で打つな。次のシュートはきっちり決める。と気付けば早稲田はルーキー#23井出勇次選手がコートに。加藤CAPにびっちり張り付いていいディフェンス。果敢に3Pも打ってくしリバウンドにも跳ぶ。終了間際に#6香川隼人選手のバック?フック?シュート。今日の活躍は素晴らしい。

4Q。小林から加藤、ゴール下岩下へナイスアシスト、加藤選手のパスって綺麗に見える。すげぇ贔屓目。慶應#13鈴木惇志選手インターセプトから小林へバックパスとナイスプレー。しかし油断は禁物、得点直後に目にも止まらぬ速さで早稲田に速攻を決められる。立て続けに攻められディフェンスが崩れ気味。立て直したい。その慶應、オフェンスでは加藤選手がトリッキーなパスで魅せます。相手の焦りか早稲田にファウルトラブルが続く。69‐56。岩下選手のリバウンドからアウトレットパスで香川選手のワンマン速攻、70点代へ乗せてきます。慶應・鈴木選手がファウルアウト。前半から立て込んでたので心配だったが活躍に拍手。加藤選手が中央から突破。まるでそこに道があるかのようリングまで一直線。綺麗なレイアップ決めてきます。交代したばかりの香川選手の3P、同じく香川選手センターからドライブ、こぼれたボールから加藤選手のレイアップ、と怒濤の攻撃80点オーバー。素晴らしいディフェンスの上に攻撃が成り立っています。加藤選手のビハインドパス炸裂!と思いきや相手のファウル。ちぃぃっ。フリースロー1本を入れ、勝利を確信したか左の拳を高く掲げ。最後は加藤選手が高くトスを上げゲームセット。86‐69。メンバーと抱き合う加藤選手にベンチが一直線でなだれ込む。加藤コールも起きて胴上げしてましたね。うん、うん(涙?)。思いも一塩だろうし、観てる方の感動もひとしおだ。



余談。頼りになる絶対的リーダー酒井泰滋選手がコート上不在は想像に得がたかったけれど、ルーキー酒井選手がコートに立つといるようないないような不思議な感覚。否が応にも期待デスネ。楽しみ!行け、兄越え! そういえば小学生の頃兄貴がバスケ部のスターで同じのを期待された自分がコートに立つとド下手だったので張り手食らいました。今居たら問題になりそうな酷い顧問ですね。結局生徒骨折させたとかで居なくなったけど。ちっくしょー今だったら絶対やり返す、倍返し!(←ギャグ漫画みたいに紫の手跡を数日顔に残された人) どーでもいい話ついでに、潤いが足りないのか滅多に涙する事はないんですが、今日は体育館で思わす泣きそうになりました、ぷるぷる、チアの演技に感動して。弱!