今年最後のアーセナルの試合。セスク抜きでは寂しいがこの辺で勝ち点を取らないと厳しい。後半から観て一言め、とにかくクラウチが大きい。1人だけ遠近法がおかしい。という訳で、対戦相手はポーツマスデニウソン20歳の肩にかかる物はセスクの戦線離脱により大きい。後半ナスリのスルーパス決めて欲しいベントナー。華麗な展開を夢見るが、パスカットされる場面が目立つ。ポーツマスも球際厳しく来る。セットプレーからの決定的なチャンス、アデバヨール枠を捉えきれず。あれは左で蹴っていたらどうなっていたのか。BS1の放送、実況・解説が落ち着いているとこんなに気持ちいいものなのか快感、民放さん見習いましょう。ちなみに解説は祝・川崎F監督復帰の関塚さん、見た目通りの癒し系解説。アーセナルは中盤エブエに替えまた若いFWベラ。入ったベラの動きがいい。中盤で奪ってベントナー→ナスリの流れは綺麗も決め切れず。得点に結び付く絵が浮かびにくい、失点の多さもこめかみが痛い。ポーツマスにゴールを脅かされる訳ではないが、本当にいいイメージが湧きにくい近頃のアーセナル。ここでまた若いMFラムジーを投入。ディエビに代わりCHに入る。ラムジーも早々いい動き。デニウソンのFKにギャラスのヘッド無人のゴールへ突き刺さる、あら随分アッサリ。ほんとは流れからの得点が観たいんだが・・・しかしスローで観ていると興奮が遅れた波のように来て、得点者がギャラスだというのも良い。ロスタイム、ナスリのキープしてシュートに痺れる。セスクもそうだけどもっと小さいナスリの逞しさが格好良い。そのまま1−0で、4試合振りの勝利。セスクというタクトを振る選手を失っても勝つ君等が好きだ。まるで小笠原を失った後の鹿島アントラーズのようで、めそめそ。むせび泣き。今日はリバプールが勝って、チェルシーがドロー。明日はミドルスブラ、明後日はハル・シティに頑張って頂かないと。