youmay2010-04-24

鹿島アントラーズ、3連覇しました。


優勝が決まった最終戦の浦和戦は観に行っていないので、ホーム最終戦のガンバ戦が記憶に強い。まさかの5-1で勝利。小笠原のインターセプトから興梠が切り返してシュートが特に。真冬だというのに、初夏みたいな暑さでした。カシマスタジアムと海とビールと。


下からはすでに新しい戦いの記録。


■2/27 VSガンバ大阪
朝起きると携帯が半分に割れていて目を擦る。半分だけ繋がりプラプラした半死半生な携帯片手に国立へ。

ゼロックス、鹿島vsG大阪。後半から観戦。本山を欠く2列目は新助っ人のフェリペ・ガブリエル→遠藤へ交代。遠藤が意外とイイ感じではないか。チェイシングにインターセプトにアシストにシュート。次に繋がる動き。あとはチャンスを決めきりたい。前半で1−1の膠着状態、目を見張るような見せ場はあまり出ず、全体的しょっぱい試合はPKへ。小笠原、野沢は安心として、3番手のキッカーとして登場した新井場に一瞬エ? ガンバサポーターの大ブーイングの中(新井場はガンバユース出身)、古巣相手に決めちゃうイバさんカッコ良すぎ。 次はこの日の観客3万人が目を疑った岩政が登場。I'm sorry決めました。ラストのマルキは目を瞑ってもOKてなもんで、アントラーズが5人すべて決めて勝利。
観戦した人の店で自由気まま。オセロしたり、ダーツやったり、楽器で遊んだり、カクテル作ったり。気付いたら、エレアコカホーンのセッションが。ダーツは多分人生で2回目?最初は振りかぶって投げた方が的に当たるという酷い具合も、やると愉しい!何か素人が作ったカクテルはゲキマズだった記憶。


■2/29
会社の背広率の高さ=キックオフカンファレンス。「小笠原が居たよー」「結構話してたよー」「流石ぶっきらぼうだったよー」と報告。当り前や。お土産はレッズのステッカー。 なんでやねん! ってこの柳沢のファイルはいつのやねん。



■3/6 VS浦和レッズ
また急遽鹿島に行く事に。終始眠っていて行きも帰りもあっとゆーま。雨が酷いわ寒いわ震えるわ。今日はスワールベーコンと煎餅汁、土産は鮑と蛤のおにぎり。ごちそうさまでした。

 

アッサリ5分で先制。YES。興梠らしいゴール。小笠原のキープ、ルックアップで、動きだす興梠が坪井さん置き去りにしてニアのクロスに爪先でちょん。外からのシュートも増やしてほしいのは本音。マルキから色々と吸収したまえ。そのマルキが巧いのなんのってスタジアム沸かす沸かす。ヒールで落としてワンツーに鼻血ブーッ。プレスも効いてるし、献身的で涙ウル。チャンスも外していたけど。外すといえば野沢。ゼロックスから決めきれんなあ。浦和はエスクデロが驚くほどキレキレで恐い。柏木もさすがにいい運動量で色々な所に顔を出して脅威。本日最もヒヤッとしたバー直撃のミドルは彼だった筈。迫ろうとする浦和をいなしてカウンター。イバのスピーディなスローインから先発2列目フェリペに変わった遠藤がライン際からクロス、マルキの頭にどんぴしゃり。ゼロックス以降にわかメディアの注目を集める遠藤。去年がいまいちだっただけに、僕ですら想像できなかった活躍です。今季は本当にローテーションで行けそうで色々楽しみ。イバと変わったジウトン。鹿島デビューっていきなりこけやがっていきなりピンチ。これは…田代なき今、最大のネタ要員な気がします!試合は2−0のまま快勝。

帰りの話題は、水色ユニフォームの10番がシュート0本だったことと、もう岡田ジャパンの3トップは森本本田エスクデロでいんじゃね、ってこと。左に遠藤貸したげて右に本田でもいいよって。おっそ!おっそ!左右遅っ!本当に眼鏡さん来てたみたいで。遠藤は冗談としても、冗談は抜きにして森本本田。基本的1トップがナシと思うけど、誰かなら森本。本田は好きな訳じゃないけど、色々な部分で面白いと思うし(笑)。つまらない試合より面白い試合の方が見たいのが本音。あの遅さで裏に抜けるのとか小細工とかは全く希望してないから、ゴリゴリ行ってほしいな。それでこそ成金ゴリラじゃないか!(C)安田@ガンバ。帰るつもりでいたけど東京駅で軽く飲みに、やっぱり勝利の美酒ですよねー。今日は3杯、黒ビールとモヒートと忘れた。


■3/8 ACL
諦めたらそこで試合終了だ。鹿島と韓国リーグNo.1チーム。pc上のテキストの速報を眺めながら。後半ロスタイム1−1の時点でしょっぱいなあと。目を離した隙にロスタイム弾で勝利しかも決めたのは遠藤、なぬ。シンデレラボーイだなあ。小笠原のインターセプトとパスも良かったけれどあれはマルキを見たパスかなあ。逆転勝ちは明るい材料に思う。


■3/14 VS京都サンガ
スポーツバーで観戦。野沢が折角直接FKを決めたのに、最後にディエゴにやられてドロー。この日は、ユウが相談事があるというので、知り合いのバーに連れてっていた。今度はスタジアムへ行こ〜う。客なのに店員の扱いが酷い。ベントナー凄いじゃんと言われる度、「いやいや違いますから!チャンス潰してナンボの人ですから!」と体乗り出す勢いで否定する日々。しかし、ゴールを決めた後のパフォーマンス、悔しい哉、ベントナーが格好良く見えてくる。いよいよ覚醒か、それはそれで寂し…。


■3/20 VS大宮アルディージャ
大宮へ。お日柄も良く、なんてサッカー日和。NACK5スタジアムは好きなスタジアムなので殊更だ。5−0で勝っていいような試合も尽くチャンスを潰し(どーした興梠)、1−0勝利。帰りすがら今日一緒だった高校生の男の子女の子と話していて初々しくて可愛いと思う。そのまま大宮で体調が悪いのにラーメンを食べて帰宅後ダウン。電車、帰り道が同じ高校生の話を聞いて吹き出し、本当に高校生だ〜と思う。顔が綻んでまう。若いって素晴らしいよ。自分にもこんな時代があったのかなって。ダウンし過ぎて午前0時のお誘いはお断り。


■3/27 VSモンテディオ山形
朝起きると微量にテンションが上がってくる。何てたって今日は対山形戦。山形には昨季まで鹿島に居た田代と増田が居るのだ。あのサッカーは高く飛ぶスポーツと豪語する(してません)田代と、テンパる事にかけては右に出る者は青木しか居ないという増田。否が応にもテンション上がるでしょ。誘ってくれた人も「山形だよ?田代見たくないの?」「9番のユニフォームなかったから13番にした(9番は元田代の背番号。移籍したらアッサリ大迫に)」「今日はアウェイ側で田代応援する!」とネタにする気満々だろう(笑)。スタジアムへの道すがら、田代が移籍について「試合に出れないなら練習する意味がなかった」と言いよるサッカーダイジェストを読んで、対田代の準備は万端。
試合はシンデレラボーイ遠藤の2発などで勝利。2発ともラッキーゴールで相手キーパー可哀想。しかしこの遠藤の活躍を増田はどんな思いで見てるのかな、と洩らしてしまう。本来遠藤の位置には増田がいた訳で。片や増田は山形でもレギュラーではない。結果論かもしれないけど最近の遠藤の「試合には出たかったけど焦っても仕方がない。練習で妥協せずに悔いなくやる。そういう時期も充実していた。辛いけどレベルアップを常に実感していた。周りに素晴らしい見本がある。スタンドから試合を見ると意識が変わる。それは俺出れないわと」 こういうインタビューを読むと特に。勿論遠藤は21歳という若さがあり、増田田代は年齢も多少上がり出場機会を求めてというのは理解行く話。どんな綺麗事を並べたとしてもアスリートからしたら出てナンボだと思うし。そんな矛盾に並べながらも、やっぱり遠藤なり宮崎なりの「アントラーズを選んだことを後悔していない」という言葉にファンはやっぱりキュンとくる訳ですよ。えーと、試合は勝ちましたけども決していい出来ではない上に、増田−田代のラインでゴールを奪われましたとさ。


■4/24 VS横浜マリノス
日産スタジアム。お使いを頼まれたので、小机でなく新横浜から初めて向かう。今日の観客は4万人超だとか。

前半、鹿島はロングパスをポンポン放り込んで、DFの裏を狙う。要は新井場、内田の両SB。ウチが誇る両サイドどうよ?その為、中盤はほぼ印象なし。裏を取ってスピードでマリノスDFを翻弄するマルキ、興梠は後々効いていたんじゃないかと。先取点は鹿島。小笠原のFKからイ・ジョンスのヘッド。ジョンスのマークは中澤、日本代表大丈夫か。小笠原のキックはどんぴしゃだけども、もう直接は望めない気がする。目頭が熱い。その後、マリノスにドローされます。おい、ウチが誇る両SBそこに正座しなさい。→左サイドの新井場があっさり振り切られ、右サイドの内田が渡邊かずまに競り負ける。内田…日本代表大丈夫か。失点後はバタバタしましたが、曽ヶ端の神セーブなどで何とか前半を切り抜ける。

ハーフタイム。最近囁かれる中村さん不要論。マスコミはほんとにねー、お恥ずかしい限り。今まで、代表戦で彼が失点のきっかけになっている点には一切触れず褒め称え続けたのに、今になってこれかよ。日本代表がW杯で勝てるとは一切思ってないけど、その責任はマスコミにもあると思うよ。向かい風を今更立ててどうする。曇り眼鏡が外す訳ないだろうし。でもマリノス戦後の報道でも、持ち上げられてましたが。でも軒並みサッカー誌は小笠原に軍配を上げてましたよ。エヘ。<言いたかったのは其処か。
中村さんのプレイスキックはほんま素晴らしかったです。代わって鹿島。イーワーマーサー。試合後のコメントでチームメイトを槍玉に挙げる前に、自分のポカをどうにかしてくださいっての。曽ヶ端の1試合に1本、調子いいと2本はやるとんでもフィードもどうにかしてください。あと知ってたけど!知ってたけど!遠藤足遅すぎ。カウンターが望めません。

閑話休題

後半。鹿島が中盤を経由しだす。小笠原から繰り出される長短使い分けたパス。そっからサイドに起点を作って攻め立てていく。そう!サイドにワイドにですよ。右サイドで内田野沢マルキと華麗なパスワークを見せつけ、マルキのクロスを絶妙なタイミングで前線に顔出しした小笠原がゴール。ここはさすがのマルキ&野沢。その後は、お得意の展開に持ち込んで、守備固めて隙有らばカウンター。曽ヶ端のフィードから野沢へ、野沢が前線のマルキに出して、マルキがずどーん。駄目押し追加点で3−1。ココ、マルキにあっさり裏を取られた中澤。ミスにも体力的な問題にも見えるけど、日本代表だいじょ…。マルキも流石ながら、野沢の絶妙なロングスルーパスが素敵。天才とも変態ともいわれる野沢は是非注目して頂きたいプレーヤーの1 人。最強ルーズソックスとサッカー紙の見出しに書かれようが(ソックスが常にゆるゆる)、サンバ踊り出そうが(ゴールパフォーマンス超カッコ悪い)、優勝請負人と呼ばれようが(シーズン終わりになると途端に点を入れだす)、彼のプレイは一見の価値あり。野沢のトラップでスタジアムに溜め息洩れますからね!足に吸盤が付いてるんじゃっていうピタッとトラップ。

相変わらず、マルキがかっけー。マルキがいると勝てる、認めざるを得ない。感動の涙で視界が霞みそうな前線での献身的な守備、サイドに流れての圧倒的なキープ力、ゴール前での冷静なシュート。34歳ブラジル人のおかげでこんにちのアントラーズがあります、ありがとうございます。今日はJリーグで100ゴールの記念すべき得点。通算5人目の大記録。シュートを決めた後サポーターに駆け寄って胸のエンブレムを叩くマルキにfall in love。

んと、中村さんは相変わらず守備しないすね。余所の台所だけど山瀬に守備を負わせちゃ駄目だろう。あと、狩野を使わないのは勿体ないんじゃないですかね。伊野波使わないのも勿体ない。伊野波とジョンスで1回見てみたい。

今年から監督に就任した木村和司さんが好きなので、ちらちらマリノスベンチを見てたのは内緒です。